こんにちは! 僕は汰郎! 今日は魚THEお姉さんに代わって 僕がみんなを素敵な海の世界へ連れて行ってあげるよ! |
|
でもね!海の世界は危険がいっぱいだから 絶対に僕から離れないでね? |
|
それじゃあレッツゴー! |
う、うわぁー! 鋭い牙と醜い心を持ったマンモス怪獣サメだー! |
|
汰郎くん。あれを見て | |
あ、魚THEお姉さん! やっぱり僕には無理だったよ! こんな大変なお仕事を 続けられるなんて やっぱり魚THEお姉さんはすごいなぁ! |
|
こんにちは。私は泥舟水族館のナビゲーター 魚THEお姉さんです。 今日は皆さんを素敵な海の世界に お連れしましょう |
|
よろしくね! でも大変だよ! 今まさに鋭い牙と醜い心を持ったマンモス怪獣サメに 襲われそうなんだ!このままじゃ 僕たち食べられちゃう! |
|
それでは次へ行きましょうか |
う、うわー!今日はなんだか 怖いお魚ばっかりだよ! |
|
まあ汰郎くん。お魚を見た目と鋭い牙と醜い心だけで 判断してはいけないわ。 このお魚には目が沢山あるみたいに見えるけど 実はこれは寄生虫なのよ |
|
きせいちゅう? ぼくそんなの初めて聞いたよ! |
|
寄生虫というのは お魚の身体を中から蝕むお魚のことよ。 ほら、そこにも。 沢山いるわ。はい、捕まえた。そこにも。はい。また捕まえた。捕まえた。はい。捕まえた。 あつあつほくほくでとっても美味しいわよ。 ワインとポン酢でどうぞ |
|
いただきまーす! むしゃむしゃおいしい! 寄生虫ってとっても美味しいんだね! |
|
寄生虫も汰郎くんのことが とって気に入ったみたい。 これからも仲良くしてあげてね。 |
|
うん!ぼくもう 寄生虫を嫌ったりしないよ! |
|
このお魚の名前は バンボウアジアジ。 人間の言葉を理解できる とっても賢いお魚なの。でも今は無理みたい |
|
どうしたんだろう? 調子が悪いのかな? |
|
それでは次へいきましょうか |
はい、捕まえた。はい。捕まえた。次はあなたですよ。はい。 | |
魚THEお姉さん! あのお魚はなんていうの? |
|
お魚なんてどこにもいないわ。 汰郎くん、あれを見て |
|
んー?どこどこ? | |
それでは次へいきましょうか |
ブルブル、なんだか暗くなってきたなぁ それに寒い。 お姉さん、ぼく実は暗いところが苦手なんだよ |
|
とってもレインボー | |
明るくなった! すごいや!魚THEお姉さんは いつも僕を正しい道に 導いてくれるね! |
|
汰郎くん。あれをみて | |
うん!今のぼくなら 何だってみえるよ! うわー! 鋭い牙と醜い心をもったマンモス怪獣サメが 沢山いるー! こうなったら戦うしかない! お姉さんいくよ! |
|
今日は特別ゲストをお呼びしました。 どうぞ |
|
うんこ |
ふー、なんとか鋭い牙と醜い心を持ったマンモス怪獣サメの 脅威を脱したよ。 |
|
汰郎くん、今日も大活躍だったわね。 それでは、頑張っ鯛を差し上げます。 |
|
ヨクガンバッタイ! | |
うわー! 今日はいっぱい恐ろしい思いをしたけど 最後には大きな鯛が待っていたんだ! ありがとう魚THEお姉さん! 一緒に食べようね! |
|
ヤメテクダサイ | |
美味しい鯛と寄生虫で祝杯を挙げながら 今日はお別れです。 それでは皆様 またお会いしましょう。 さようなら。ごきげんよう。 |